行き場の無い被害者

ドメスティックバイオレンス・モラルハラスメント・デートDVで出口の見えない苦しみに悩む方が近年急増しております。

コロナの影響もあり、その悩みが寄せられる件数も今年に入り増えました。元々、悩んでいた方は更に自由の無い支配的な世界に身を置いていらっしゃる状況で、それは大変深刻な問題だと感じています。

暴力による怪我は絶対にあってはならないものであり、見えない心の傷も絶対にあってはなりません。

DV・モラハラ・デートDVは親しい関係にある、夫婦や恋人関係において必ず「密室」で行われます。ですので、はたから見れば普通のご夫婦や恋人同士に見える事から、周囲には怪我など見える外傷がない限り分かりませんし気が付いてもらえません。

が、心の傷に関しては当事者である貴方にしか分からない事なので、行き場の無い思いと共に、どんどんと孤立化して行ってしまいます。

友人や親などに相談しても「別れなさい」「貴方も悪い」「何処の家庭でも、我慢してる」「別れない貴方にも問題がるんじゃないの?」「喧嘩両成敗でしょ」など、もうすでに言われ続けている人も多いでしょう。

更に、DVやモラハラの被害者は加害者によって、日々否定され続け、少しでも意見を言うと「逆らうな」「言う事を聞け」「バカ」「死ね」などの言葉を投げつけられ、暴力を振るわれてしまう人も居れば、長期に渡って無視をされる方も居たりと、確実に自尊心は削られて行きます。

パートナーから否定され、友人や親にも理解が得られないどころか、貴方にも問題があると言うニュアンス的な事を言われてしまい、貴方はどうなるか・・・。

「自分も悪い」

「自分の我慢が足りない」

「理解してあげないと」

と、自責の念にかられ自分をどんどんと、内側へ内側へと追いやり、一体私は何者なのか、何のために生きて居るのか、何で存在しているのかなどさえ見えなくなっていきます。

孤立化の問題

DVやモラハラの被害者は、孤立感・孤独感にも心を蝕まれます。前述したように、パートナーからは叱責を受け友人や親にも理解してもらえないことも多く、話を聞いていてくれていた人にも、いつも同じ話になるので呆れられてしまっているのではないか・・・など、自分から距離を置いてしまう人が殆どだからです。

相談する人も居なくなり、益々解決への出口などは見えなくなり途方に暮れ、うつ病など精神的な病気になる方も非常に多いのが現状です。睡眠障害やパニック障害、躁うつ病などの傾向が出ていれば、迷わずに精神科に掛かりましょう。その際気を付けなければいけないのは、精神科の医師は悩みの相談に乗る人では無いことです。あくまでも、病気を治療するのが医師の仕事です。クライアントの中には、解決方法を聞けるのでは無いかと期待して行く人が殆どで、解決策を得られなかった時の落胆と絶望により、更に孤立感を増す人が多くみられます。ですので、精神科に行く必要がある状態になった場合は、治療が目的なんだと割り切って行きましょう。

では、一体誰に相談すればいいのでしょうか。

それは専門知識のあるカウンセラーが一番だと思います。DVやモラハラに理解のあるカウンセラーなら、貴方に寄り添い共に考え歩んでくれるでしょう。ですので、中には意見を押し付けるカウンセラーも残念ですがいるのも事実ですので、そう感じたら他のカウンセラーを探しましょう。

と言うのも、貴方はいつも被害者から意見の押し付け(支配とコントロール)を強いられ、自分の考えや意見を言えない立場になってしまっています。そうした中で、理解者になるはずのカウンセラーにまで意見を押し付けられると、又更に自責の念にかられ支配とコントロールに巻き込まれます。

そうなると一体何のためにカウンセラーの元を訪れたのか、本末転倒になりかねません。

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